石巻市復興支援サッカー教室

2013.05.25

◆笑顔と喜びに満ちあふれるように

「子どもたちを元気に、笑顔をふやす」ことを目的に、宮城県石巻市渡波地区で小学生64名を対象にサッカー教室を開催した。
「みんなのチカラで」の支援から購入したサッカー用具(サッカーボール・コーン・マーカー・ボールケース)を持って、サッカーの基礎向上と楽しいミニゲームを実施した。
黄金浜ちびっこ公園は地域住民、全国のボランティアの多くの人の手によって、津波による瓦礫やガラス破片をで取り除き、未来を担う子どものために1年をかけ安全な芝生の公園に蘇えらせた公園である。
復興支援サッカー教室は、石巻市復興を考える市民の会、ボランティア団体みどりの会と一緒に行い、サッカー教室後には昼食の炊き出しが出され短い時間であったが多くの方々と素晴しい交流の場となった。

開催日時:2013年5月25日(土)9:30-12:30
会場:宮城県石巻市渡波地区黄金浜ちびっこ公園
参加者:鹿妻FC(37名) 渡波SSS(22名) 地域の子ども(5名)
講師:田中誠氏(元日本代表、ジュビロ磐田)、大嶽真人・鈴木琢朗(スポルティング品川)
サポート:石巻市復興を考える市民の会、ボランティア団体みどりの会、NPO法人SPORTING CLUB

サッカー教室内容
1.ドリブル・フェイント・パス&コントロール
12年生、34年生、56年生の3グループに分け、それぞれのテーマを20分間行いました。
ドリブル(大嶽)はコーンを使ってのジグザグドリブルにスピードやターン、ストップを混ぜた内容でした。
フェイント(鈴木)は横に倒したコーンの幅を交わせるフェイントを繰り返し、だます!大きく!を伝える内容でした。
パス&コントロール(田中)は対面で次の場所に丁寧に置くことから、2人で自由なパス交換から前に進む自分なりにを考える内容でした。
どの内容も各グループに適した課題とスピード、質に置きかけ「できるようになる」「できた」を実感できるものでした。

2.ミニゲーム
各グループを3チームに分け、「1点勝利、勝ち残りゲーム」を行いました。
試合をたくさんしたい!という気持ちから、1点の重みをみんなで感じて攻撃と守備をしました。
試合で生かせている技術が多く、練習の成果がすぐにでている子どもが多かったです。

みんなで得点を喜び入れ!ゴールを守った!いい笑顔でした。