千葉県小学生コーディネーション&バレーボール教室

2013.03.23

◆楽しく動く、技術を友だちにつなげる

千葉県南総地区の小学生バレーボール選手150名と指導者を対象に、小学生年代における体の巧緻性と気づきを目的としたコーディネーション教室では大嶽氏が、正確なオーバーパスとレシーブスキルの獲得を目的としたバレーボール教室では全日本女子バレーボールチームコーチの安保氏が指導し、南総地区のバレーボールの普及育成を図ことを目的に開催した。

1.コーディネーション教室
主体的に動く、左右非対称で動く、リアクションで相手に対応して動く、友だちを感じて見て動く、声をだすこと、2つの動きを一緒に行うことなど、頭で理解、体で理解、できないできるを繰り返す運動を楽しみながら行った。小学生年代に獲得する必要があるリズム感、安定性、空間認知、反応、距離感、タイミングと見えないものの獲得を目指した。

2.講義
「ロンドンオリンピックで銅メダルを取れた理由」と題した講義では、1.明確な目標設定、2.技術戦術の強化、3.緻密な取り組み、4.チームワーク・団結力について講義が行われた。
非常識を常識に変え、やると心に決めた本気でロンドンオリンピックでのメダル獲得にむけ準備をし、全日本女子バレーボールに関わる選手、スタッフ、サポートスタッッフ、すべての方々と想いをひとつにしたていた。小学生に向け「夢を持っていますか」「それはどんな夢で、いつ実現しますか」「叶えるためにどんなことをしていますか」として夢の実現を期待して終えた。

3.バレーボール教室
バレーボールをする基本プレーとしてオーバーパス、サーブカットの基礎技術の指導を行った。指導は体を支える体幹運動、ボールを扱うための肩甲骨の運動、ボールを捉える手と肘の動き、足の運び方と基本姿勢から徐々にボールを扱うスキルへ、そして強弱、距離感への獲得する順序で指導が行われた。ひとりで学ぶ練習方法、ふたりで技術をつながえる丁寧なプレイ、距離と方向、強さを変える応用練習を行い、動きやコツの獲得を積み重ねてた。