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グラウンダーのキャッチング -脚を広げる/脚を閉じるキャッチング-
ドイツでも日本と同じように正面のグラウンダーのボールに対して、
片脚を閉じてキャッチングする方法が一般的であるが、
その技術とは正反対に両足を肩幅以上に広げてキャッチングする方法も広まっている。
【片脚を閉じるキャッチング方法】
腕と脚で二重に壁を作ることで、キャッチングの確実性が上がる。
しかし、ジュニア世代のGKには、「正しい脚」の選択が難しく、片側は上手くできるが、反対側は上手くできない。
もしくは両方とも同じ膝を折り曲げてしまうということが多々起きている。
長所:ボールの軌道上に身体を運ぶ時間的余裕がある場合、腕の後ろに脚があることで確実性が向上する。
短所:時間的余裕がない場合、身体を倒すプレー(コラプシング等)が必要
【両足を広げるグラウンダーのキャッチング方法】
「正しい脚」の選択を必要としない。
脚を広げることで体全体を低く構えることができ、ボールが体の真正面に転がってこなかった場合でも、
手はボールの後ろの持ってくることができるので柔軟性が向上する。
正しいボールへのアプローチ方法を身に付けないと、ボールが股の間を抜けてしまうことも起こり得る。
長所:正しい脚の選択を必要としない。
手前でボールがイレギュラーした場合でも重心が中央に残っているため柔軟に対応できる。
身体のどちら側にボールが転がってきても動きの中からスムーズにキャッチングすることが可能。
(ボールにアプローチするまでのタイムロスが少ない)
短所:脚による壁がないので、腕でボールをキャッチングできないと失点に繋がる可能性がある
ドイツでは脚を閉じないことでのリスクを認知した上で、脚を広げてキャッチングする方法が好まれている。
脚を閉じる方法を教える指導者も存在しており、どちらの方法が正解であるかは常に議論の的である。
落合コーチ
どちらか片方だけではなくジュニア年代では両方のキャッチング方法を経験させることが必要。
その理由として、
・脚を曲げて身体を低く構えること自体、DFBが唱えるジュニア世代の様々な動きの経験の1つとして導入が可能。
・ひとつの股関節の機能性のトレーニングであり、脚を広げることである程度体を低くすることができるため、
グラウンダーのキャッチングの際に上半身を前に腕を伸ばすだけでボールに届く。
・安定性が向上しないため、強力なシュートの際に手・腕全体でボールをカバーできずにまたを抜けてしまう。
・安定性の向上が必要であり、肩、体幹、腰部を脚力まっすぐになるようにボールにアプローチする必要がある。
Fußabwehr(フースアップヴェアー);グラウンダーのボールに対して脚でのブロッキングのテクニック
DFBの指針ではFußabwehrを、軸足は内側に曲げた方が良いとしている。
片脚を閉じるグラウンダーのキャッチングと動きの共通部分が存在する。
このテクニックは近距離からグラウンダーのシュート、主に1対1の場面で良く見られるが、
股関節の可動域や動きの質が高くないと効率的なブロッキングをすることでできない。
ドイツでは脚を開くキャッチングが好まれてはいるが、安定と動きの精度が求められる。
しかし、重心が中央に残り、両サイドに柔軟に柔軟に対応できることや、
サイドステップなどの動きの中からスムーズに身体を落とすことができる点については、
従来のグラウンダーのキャッチング方法より優れている点であると言える。

https://www.facebook.com/keeper.nummer.eins/photos/a.529496443874909.1073741830.526092670881953/538967959594424/?type=3&fref=nf&pnref=story
Fußabwehr

http://www.dfb.de/fileadmin/_processed_/csm_56838-bernd_leno_getty_aee2dd7af2.jpg


http://www.google.de/imgres?imgurl=http%3A%2F%2Fwww.torwartforum.de%2Ftechnik%2Fimages%2F010_timo2jpg&imgrefurl=http%3A%2F%2Fwww.torwart.de%2FFussabwehr.91.0.html&h=240&w=300&tbnid=KFhE_7H4y7kX5M%3A&docid=2ErbVsVPn69Y_M&ei=ZMIgVoTaNeaBywPhtIoQ&tbm=isch&client=safari&iact=rc&uact=3&dur=539&page=1&start=0&ndsp=18&ved=0CCEQrQMwAWoVChMIhJzf8dXGyAIV5sByCh1hmgIC
片脚を閉じてキャッチングする方法が一般的であるが、
その技術とは正反対に両足を肩幅以上に広げてキャッチングする方法も広まっている。
【片脚を閉じるキャッチング方法】
腕と脚で二重に壁を作ることで、キャッチングの確実性が上がる。
しかし、ジュニア世代のGKには、「正しい脚」の選択が難しく、片側は上手くできるが、反対側は上手くできない。
もしくは両方とも同じ膝を折り曲げてしまうということが多々起きている。
長所:ボールの軌道上に身体を運ぶ時間的余裕がある場合、腕の後ろに脚があることで確実性が向上する。
短所:時間的余裕がない場合、身体を倒すプレー(コラプシング等)が必要
【両足を広げるグラウンダーのキャッチング方法】
「正しい脚」の選択を必要としない。
脚を広げることで体全体を低く構えることができ、ボールが体の真正面に転がってこなかった場合でも、
手はボールの後ろの持ってくることができるので柔軟性が向上する。
正しいボールへのアプローチ方法を身に付けないと、ボールが股の間を抜けてしまうことも起こり得る。
長所:正しい脚の選択を必要としない。
手前でボールがイレギュラーした場合でも重心が中央に残っているため柔軟に対応できる。
身体のどちら側にボールが転がってきても動きの中からスムーズにキャッチングすることが可能。
(ボールにアプローチするまでのタイムロスが少ない)
短所:脚による壁がないので、腕でボールをキャッチングできないと失点に繋がる可能性がある
ドイツでは脚を閉じないことでのリスクを認知した上で、脚を広げてキャッチングする方法が好まれている。
脚を閉じる方法を教える指導者も存在しており、どちらの方法が正解であるかは常に議論の的である。
落合コーチ
どちらか片方だけではなくジュニア年代では両方のキャッチング方法を経験させることが必要。
その理由として、
・脚を曲げて身体を低く構えること自体、DFBが唱えるジュニア世代の様々な動きの経験の1つとして導入が可能。
・ひとつの股関節の機能性のトレーニングであり、脚を広げることである程度体を低くすることができるため、
グラウンダーのキャッチングの際に上半身を前に腕を伸ばすだけでボールに届く。
・安定性が向上しないため、強力なシュートの際に手・腕全体でボールをカバーできずにまたを抜けてしまう。
・安定性の向上が必要であり、肩、体幹、腰部を脚力まっすぐになるようにボールにアプローチする必要がある。
Fußabwehr(フースアップヴェアー);グラウンダーのボールに対して脚でのブロッキングのテクニック
DFBの指針ではFußabwehrを、軸足は内側に曲げた方が良いとしている。
片脚を閉じるグラウンダーのキャッチングと動きの共通部分が存在する。
このテクニックは近距離からグラウンダーのシュート、主に1対1の場面で良く見られるが、
股関節の可動域や動きの質が高くないと効率的なブロッキングをすることでできない。
ドイツでは脚を開くキャッチングが好まれてはいるが、安定と動きの精度が求められる。
しかし、重心が中央に残り、両サイドに柔軟に柔軟に対応できることや、
サイドステップなどの動きの中からスムーズに身体を落とすことができる点については、
従来のグラウンダーのキャッチング方法より優れている点であると言える。

https://www.facebook.com/keeper.nummer.eins/photos/a.529496443874909.1073741830.526092670881953/538967959594424/?type=3&fref=nf&pnref=story
Fußabwehr

http://www.dfb.de/fileadmin/_processed_/csm_56838-bernd_leno_getty_aee2dd7af2.jpg


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